遺品整理の費用を大きく抑えるにはいくつかの方法があります。いくつかのポイントがあるのですが、その中には遺品買取もあるのですが、どんな買取業者を選ぶのかが良いのかも合わせてご紹介いたします。
遺品整理業者に依頼
ご親族の方がお亡くなりになった後に、住まわれていた部屋を整理しなければいけないことが起きる場合があります。例えばお部屋が賃貸であったり、住居を売却するといったことがよくあるのですが、その時に家財道具を処分しなければいけない場合にはどうされますか?ご自身やご親族でやることもあるのでしょうが、誰も手伝ってくれる人がいない場合には「遺品整理業者」を頼るかもしれません。
しかし全てを遺品整理業者任せにしてしまうとかなりの費用がかかることをご存じでしょうか?
遺品整理の費用はいくらくらいが相場なのか
遺品整理業者に依頼をする場合の費用ですが、日本国内の地域差もありますが平均的な金額でご紹介してみます。
間取り | 平米数 | 金額 |
ワンルーム | 16~20平米 | 3.5万円~5万円 |
1LDK | 30平米 | 10万円~15万円 |
2LDK | 40平米 | 25万円 |
3LDK | 80平米 | 35万円~ |
一戸建て | 100平米~ | 40万円~ |
この表を見ていただくと、決して遺品整理の費用が安価ではないことがお分かりになったかと思います。なぜこのような金額になってしまうかというと、やはり遺品整理は手間がかかるんです。マンパワーで全てをしなければいけない。住まわれていた状態から、仕分け分別という複雑な作業を行い、処理になるものの費用にもお金がかかる。遺品整理業者経由で処理するのと、自治体による処理(粗大ごみなど)では費用にも格差が大きくあるというのが大きな理由です。
それ以外にも遺品整理を依頼をするのが不動産業者経由であったり、一括見積もり査定や紹介サイトの場合ですと「中間マージン」が発生してるので、その費用も含めて遺品整理業者は見積もりを出しています。
ワンルームや1LDKくらいなら全部お任せでも良いかなと思える金額かもしれませんが、一戸建ての遺品整理の費用ともなると40万以上はしますし、場合によっては100万円近くする場合もあります。それならば当然節約したくなりますよね。
費用で差が出る遺品整理業者選び
遺品整理業者を選ぶ際には出来るだけ中間マージンがかからないのがポイントです。それならばダイレクトに遺品整理業者に依頼をするのがおすすめです。その結果として数十万円の節約効果が出ます。
遺品整理業者というのは全国チェーンというのがあまり無いので、地域の遺品整理業者を探すことになります。
例えば、関西の奈良県を中心とした遺品整理を行っている「奈良の遺品整理サービス ミライル」はお部屋単位の料金表があるので明確な料金システムの会社でおすすめです。
安易に一括見積もりサイトに見積もり依頼するよりも、直接遺品整理業者へ結果とした方が安かった例は多くあります。
費用の節約に効果が出るポイント
工夫一つで数万円の費用の差が出るおすすめのポイントです。
処分する荷物を減らす
- 自治体の粗大ごみ処分
- 燃えるゴミ・燃えないゴミに出す
- 衣類は古布でリサイクル
- 本はブックオフなど古本屋さんに依頼
とりあえず、冷蔵庫の中や保存食など食物関連は即刻処理をしましょう。もし電気を停めてしまえば腐敗が始まるので、これも困りものです。処理業者に代行依頼をしたら高額になりかねえません。
衣類の仕分けは簡単なので、この辺りもご自身でされた方が良いです。ポケットの中に小銭やお金が入ってるかもしれませんしw 衣類を仕分けて古紙業者の集団回収などに出す場合には、ズボンのベルトは外しましょう。毛布や布団などは混ぜてはいけません。(リサイクルできなくなるからです)
漫画本や小説などの本が多い場合には古本の出張買取がおすすめです。本は重量があるので、自分で縛って捨てるにもかなり労力いるので、買取りや引き取りしてくれるだけでも助かります。ただし百科事典などは売れない可能性大です。
大きなタンスやソファーなど運び出しが困る家財道具は遺品整理業者に任せるにしても、小型の家電や小家具であれば自分で粗大ごみに出すことは出来ます。粗大ごみは申し込み制で、収集日が決まっているというのがデメリットですが、1点数百円から収集してくれるの格安の費用が大きなメリットです。
供養は家族でする
遺品整理の場合で、故人が遺されたものの中で供養が必要なものもあります。例えば仏壇やお位牌、人形や写真など。こういったものは遺品整理業者は代行で供養を行ってくれますが、それには代行費用がかかってしまいます。こういったものはご自身でも供養することは可能です。いつもお世話になっているお寺さん、もしお付き合いが無ければ菩提寺や、宅配で供養を行ってくれるお寺があるので、ご自分で手配をするのがベストです。こういうのは気持ちの問題なので、ご家族がしっかりと供養される方が故人様にも喜んでもらえるはずです。
【参考】
皆様が大切にされてきた、人形・ぬいぐるみ、思い出の品、愛用の品、遺品、その他処分できない品等をお祓い、お焚き上げ致します。
雛人形、五月人形、博多人形、破魔矢、羽子板(全ての人形可。ガラスケース入りも可)ぬいぐるみ、アルバム、写真、手紙、年賀状、絵画、掛け軸、おもちゃ、ランドセル、衣服、印鑑、アクセサリー、電化製品、こいのぼり、はく製、盆提灯、しめ縄、神棚、仏壇、位牌、千羽鶴、だるま、お守り、御札(他の寺社のものも可)タロットカード、オラクルカード、パワーストーン等のヒーリンググッズ
引用:結城諏訪神社
リユース・リサイクルの買取の依頼
一軒分の家財道具ともなれば売れるものは多くあります。遺品であっても売却は可能です。少しでも家財道具を減らすことも大きな節約です。
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2トン箱形トラック1台分の荷物が減らせれれば10万円以上の節約の効果に繋がります
買取できるもの、無料で引き取り出来るもと荷物を減らすことで処分費が減ります。遺品整理業者の処分費用で、トラック1台分でも荷物が減れば費用が少なくなるのは当然です。買取金額と合わせてでも10万円以上の節約につながることになります。
出張買取が便利
- 持ち込みの必要が無い
- 売れるものを見つけてくれる
- まとまって荷物を減らすことが出来る
ご自身で車両を手配したり、搬出したりは手間なのと、かなりの労力も要りますし、人手も必要になります。こういったことを解消するのは出張買取です。
遺品整理の買取は古い物にも得意な業者がおすすめ
よくあるのは、ご自身で「古いからゴミだろう」と判断されるケースがありますが、古物の買取業者は古い新しいで評価をしません。そのものに「価値」があるのかないのかで判断をします。
古くても、汚れていても中古品として価値のあるものであれば買取をします。逆に新しいからといって価値があるかというとそういったものばかりではありません。中古品としての相場をしっかり目利出来る業者を選ぶのが良い結果に繋がります。
遺品整理業者にすぐに依頼をするのではなく、まずは買取の査定をするのが先です。そこで買取出来るもの、無料引き取りでも持って行けるものを査定してもらい、荷物が減った後に遺品整理業者の見積もりという流れがベストです。
遺品というのは、使われていた故人の方も高齢だったでしょうし、新しい家電製品や家具に囲まれて生活されている人というのは結構少ないものです。なので、引っ越しの時の買取のように、「冷蔵庫・洗濯機・テレビなどが3年以内に購入されたもの」というような事例は少ないです。どちらかというと、やはり古いものが多いわけです。
しかし古いものといっても価値のあるものは結構あります。特に故人様が趣味を持たれていたらそういったものをお持ちな可能性大です。
- オーディオ
- カメラ
- 釣り道具
- レコード(ジャズ)
- 書道具
- 茶道具
- 軍装品(勲章など)
- 旧道具
- 美術品(絵画・掛け軸・骨董品)
- 自転車
- 鉄道模型(Nゲージ HOゲージ)
- ミニカー
とりわけこのような物は値段がつきやすいものです。これら以外にも、食器(銀食器)や置物・アンティーク家電・ブランド家具などもあります。
値段がつかないにしても、買取りと合わせてであれば無料回収が出来るケースも多いです。(私でしたら、いっぱい買取させていただけるお客様なら、無料引き取りでお手伝いしますけどね!w)
このように、古い物でも幅広いジャンルで買取出来る業者を見つけれるかがい処分費節約の大きなカギとなります。
依頼をする順番
タンスの中の衣類であったり本など、出来るものは各自で行う。
1,リサイクル買取り業者に出張買取の依頼
買取・無料引き取りで家財道具を持って行ってもらう
2,自治体などでご自身で処理できるものをやっておく
タンスの中の衣類であったり本など、出来るものは各自で行う。
3,遺品整理業者に依頼
最終的に残るものを遺品整理業者に依頼をする。このような手順にするだけでかなり費用は安くなります。
やることはこの3つのステップだけです。決して難しいことでは無いので、どなたでも実践できると思います。
まとめ
一戸建てのお住まいの場合、遺品整理業者に全てを任せて依頼をするとそれなりの費用がかかります。処分費を少しでも節約をするのであれば荷物を減らすことが一番です、買取りと合わせてであればその効果は絶大です。ご参考にお役立てください。
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投稿者プロフィール
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イタリアフィレンツェ le arti orafe 卒
愛知県出身
趣味は古いイタリア車に乗ること
2006年帰国後に中古品のビジネスに出会い起業
2007年株式会社コーモドを設立
中古品業界も既に10年以上のキャリア
2023年、地域の買取り業者の検索サイト「ソレウル」を立ち上げ
これまで培った経験と知識を生かして、リユース業界の広報として尽力している
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