こけし

伝統こけし買取

お土産物などでよく見るこけし。コレクションとして集めておられる方は日本全国にお見えになります。そんなこけしですが整理で出てきた時にはお声かけください。まとまった量でも買取いたします。

伝統こけしとは

こけしは轆轤引きで作られた木工の人形のこと。江戸末期くらいから作られたと言われています。名前の由来はいくつか所説あり、江戸時代の子ど達の髪型を「芥子坊主」と呼んでいて、それに似ているから”こけし”という説や、子消し(水子供養のため)、木を削って作ることから”木削子こげし”と呼ばれたという説があります。

こけしの発祥と種類

こけしの発祥はもともとは東北地方の温泉地において、土産物として生まれたものです。そして系統が10系統ほどあります。土湯系・弥治郎系・遠刈田系・鳴子系・作並系・蔵王高揚系・肘折系・木地山系・南部系・津軽系 といったものがあります。これらは「伝統こけし」と呼ばれるもので、昔ながらのスタイル。

今は「創作こけし」と呼ばれるものがあり、系統などのしばりも無しで、作家自身の独創的なデザインによって創られたこけしのことを言います。

こけし作家一覧

伝統こけし

  • 阿部広史
  • 阿部平四郎
  • 岩本芳蔵
  • 会田英治
  • 小椋久四郎
  • 岡崎栄治郎
  • 奥山運七
  • 沖いずみ
  • 岩本善吉
  • 石原日出男
  • 石川美祈子
  • 阿部陽子
  • 阿部常松
  • 秋保庄七
  • 小林伊之助
  • 栗林一雪
  • 熊谷弥一
  • 狩野千代松
  • 小林倉吉
  • 加藤竜男
  • 関口としお
  • 関口東亜
  • 関口三作
  • 鈴木傭吉
  • 菅野国男
  • 佐藤松之進
  • 佐藤文六
  • 佐藤文吉
  • 佐藤昭一
  • 佐藤周助
  • 佐藤佳樹
  • 佐々木与八郎
  • 佐久間虎吉
  • 斎藤徳寿
  • 斎藤伊之助
  • 富所ふみを
  • 高橋美恵子
  • 高橋正吾
  • 高橋武蔵
  • 高橋義一
  • 西山憲一
  • 野沢薫
  • 根本与一
  • 新山慶志
  • 新山さと
  • 新山佐内
  • 新山慶治
  • 新山久志
  • 本多鶴松
  • 平賀謙三
  • 盛美津雄
  • 盛秀太郎
  • 渡辺雄二
  • 渡辺キン
  • 吉田多加志
  • 山中三平

創作こけし

関口東亜、小林伊之介、野沢薫、渡辺正雄、藤川正衛、山中三平、かずを、卯三郎、陣野原幸紀 ほか

どんなこけしが売れるの?

今は「こけ女ブーム」ともいわれ若い人からも人気が出つつあります。人気が出ることで価格は上昇し売れやすくなります。古い伝統こけしも創作こけしも、コレクターの好みのものが売れ筋。

高い評価となるこけし

こけしの中でも高い評価になるのが古いものになります。年代でいうと昭和30年くらいまで、そして作家性の強いものが掛け合わされることでさらに評価が高くなります。戦前戦後の間もないころの時期のものなどのこけしが見つかりましたらお声かけください。希少性と作家の人気が中古で高い評価となり高値になりやすい傾向です。

参考価格

盛秀太郎 木形師居士作 伝統こけし 津軽系 達磨絵 

1万円~


戦前・小倉嘉三郎のこけし

5万円~

小林伊之助 創作こけし

5千円~10万円

こけし買取をしているショップ

こけしの買取をしているのは、「骨董品」「古道具」を取り扱いしているショップです。あまり見かけないかもしれませんが、店舗を構えていなくても出張買取のみのところも最近は増えています。

総合リサイクルショップなどはあまり得意とするジャンルとは言えず、期待するほどの価格がつかないこともありますので、専門知識があるところがおすすめ。

出張買取の依頼

古道具のショップに「出張買取」の依頼をする場合ですが、量が少なかったり(数本程度)や、場所が離れている場合には出張に来てくれないことが多いです(買取金額が少ないと難しいことが多い)。その場合は、こけしだけでなく他の古道具(例えば茶道具や書道具やカメラやオーディオなど)と一緒に査定を依頼すると来てくれたりします。

宅配買取を上手く利用する

出張買取を断られてしまったり、お近くの地域でリサイクルショップが見つからなかった場合には、「宅配買取」を利用してみませんか?買取は店舗に持ち込みしなくても、宅急便で送って買取も可能です。

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投稿者プロフィール

甲斐 隆史
イタリアフィレンツェ le arti orafe 卒
愛知県出身
趣味は古いイタリア車に乗ること
2006年帰国後に中古品のビジネスに出会い起業
2007年株式会社コーモドを設立
中古品業界も既に10年以上のキャリア
2023年、地域の買取り業者の検索サイト「ソレウル」を立ち上げ
これまで培った経験と知識を生かして、リユース業界の広報として尽力している