500円札の現在の価値とは?換金の方法をご紹介

岩倉具視の500円札の価値とは、買取相場とおすすめの買取業者をご紹介

最近ではあまり見かけなくなった500円札ですが、その価値は現在ではいくらくらいになっているのでしょうか?換金した際の相場価格や換金の方法についてご紹介をしています。プレミアになるものはどのようなものか?AA券やZZ券とは何かなど古銭についてもお教えします。※コンテンツ内にはPRが含まれます。

岩倉具視の500円札とは

岩倉具視の500円札は、日本の貨幣の1つで、1969年から発行された紙幣です。正確には、正面に日本の近代化の先駆者である岩倉具視の肖像が描かれています。岩倉具視は、明治時代に政治家として活躍し、日本の近代化に大きく貢献した人物です。500円札は、彼の顕彰と日本の近代化への敬意を示すために発行されました。岩倉具視の肖像が描かれた500円札は、日本の現金取引に広く使用されています。

現在は発行されてはいませんが、銀行券としては現在も有効です

岩倉具視とは

岩倉具視(いわくら ともみ)は、明治時代に活躍した日本の政治家・実業家です。

岩倉は徳川幕府の重臣である井伊直弼の養子として生まれ、その後幕末の動乱期には井伊直弼の側近として活躍しました。明治維新後は新政府で要職を歴任し、明治政府の重要な政策や外交に関わりました。

岩倉は外交政策において特に重要な役割を果たしました。彼は明治政府の使節団として欧米諸国を歴訪し、その経験から日本の近代化や国際社会での地位向上に尽力しました。また、明治政府の朝鮮への干渉や台湾出兵などの政策にも関与しました。

500円札の種類

日本の500円札には、以下の2種類があります。

  • B券 昭和26(1951)年4月2日に発行されて、昭和46(1971)年1月4日発行停止。 サイズ、縦76mm、横156mm
  • C券 昭和44(1969)年11月1日に発行されて、平成6(1994)年4月1日発行停止。サイズ、縦72mm、横159mm

なぜB券からC券になったのかと言えば、理由の一つとしては「偽造防止」です。透かしの技術がさらに進歩したことがあります。図柄は共に岩倉具視と富士山が描かれていて、サイズも若干変更しました。

500円札買取の現在の相場

岩倉具視の500円札は現在ではお店等では使用できなかったりしますが、現在でも有効な銀行券であるが故に希少価値というのはあまり無く、銀行で等価交換となってしまいます。しかし一部のものではプレミアがついている場合には高値になる場合もあります。

額面以上に高くなるケース

高くなる特徴

以下のようなものは額面よりも高くなる場合があります

  • エラープリント
  • 通し番号
  • AA券
  • ぞろ目・キリ番
  • ZZ券

エラープリントとは

通貨の印刷工程において、印刷機の故障や不具合、または人為的なミスなどが原因で、通貨に印刷上の問題が生じることがあります。このような問題が生じた通貨は、通常の通貨とは異なる特徴を持ち、コレクターや通貨収集家の間で価値がある場合があります。

具体的なエラーとしては、印刷がずれたり、インクの塗布が不完全だったり、紙質に問題があったりすることが挙げられます。これらのエラーがお札に現れると、特定のコレクタブルとしての価値が生まれることがあります。

通し番号とは

お札の通し番号とは、一連の紙幣における各紙幣の個別の番号のことを指します。この番号は、通常、紙幣の表面や裏面に印刷されています。通し番号には、数字やアルファベットの組み合わせが使われており、通常は連続した番号が割り当てられます。

AA券とは

お札には記号番号がありAから始まりAで終わるものがあります。これは最初期に印刷された紙幣であり希少性が高い物になります。

キリ番、ぞろ目とは

「ぞろ目・キリ番のお札」とは、通貨の連番が特定のパターンになっているお札のことを指します。例えば、連番が「111111」や「123456」のように数字が全て同じまたは連続する場合、「ぞろ目」や「キリ番」と呼ばれることがあります。

このような特別な番号の連番のお札は、一般的にコレクタブルとして人気があります。特に、特別な数字パターンが連番として続くお札は、コレクションの中でも特別な価値を持つことがあります。これらのお札は、通常の流通においても偶然に出回ることがありますが、コレクターにとっては特別な掘り出し物となることがあります。

ZZ券とは

これはAA券の逆で、お札が最後に印刷されたものになります。これらも希少性が高くなり、コレクターにとっては集めたい物になるのでプレミアになりやすいのです。

500円札はどこで換金できる?

500円札の換金場所

以下のようなところで500円札を換金することができます

  • 銀行
  • 古銭買取業者
  • 総合リサイクルショップ
  • フリマ・ネットオークション

500円札の換金での業者の選び方

等価交換にしかならないような場合は銀行で換金がおすすめです。プレミアの可能性がある場合は、信頼のある古銭ショップや買取店で換金がおすすめです。

その際には換金手数料や手続き料金を確認しましょう。業者によって手数料が異なる場合がありますので、費用を事前に把握しておくことが重要です。手数料が低い業者を選ぶことが、より多くのお金を手に入れるためのコツです。

換金業者の利便性も考慮しましょう。店舗の場所や営業時間、オンラインでの取引が可能かどうかなどを確認して、自分にとって最も便利な業者を選びましょう。あまり離れた場所へ換金に行くと交通費がかかり、出費により逆にマイナスになってしまいます。

換金業者の評判や口コミも参考にしましょう。過去の利用者の体験談や評価を確認することで、信頼性やサービスの質を判断することができます。

500円札を売る時に注意する

ピン札なら折らない

もし500円札がピン札の状態なら、折り曲げない事が得策です。一度折ってしまうことでも希少価値が下がります。

古銭は売るタイミングが大切

人気が出ている時や話題になっている時に売ると高く売ることが出来ます。つまり旬の時に売るのが一番です。長くおいておいても価格が上昇しないようなプレミア品でない場合も早めに換金するのが良いでしょう。

500円札についての疑問や質問

よくある質問

今でも500円札は使用は出来るのか?

500円札がお店で使えるかは、そのお店に寄ります。コンビニエンスストアでは使用できないケースもあります。

保管をして値上がりはするのか?

保管をしていて価値が上がるのは、希少性のあるものです。AA券ZZ券、キリ番ぞろ目、通し番号などであれば保管して価値が上がるのを待つ価値はありますが、それ以外のものは期待するほど価格が上がることはありません。

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投稿者プロフィール

甲斐 隆史
イタリアフィレンツェ le arti orafe 卒
愛知県出身
趣味は古いイタリア車に乗ること
2006年帰国後に中古品のビジネスに出会い起業
2007年株式会社コーモドを設立
中古品業界も既に10年以上のキャリア
2023年、地域の買取り業者の検索サイト「ソレウル」を立ち上げ
これまで培った経験と知識を生かして、リユース業界の広報として尽力している