フリマアプリイメージ

メルカリとヤフオクの違いを比較、どちらで売れば高くなるのかお教えします

メルカリやヤフオクではどんなものが売れやすいのか。どんなものをどちらで売るべきなのかについてご紹介していきたいと思います。最近は「メルカリ」が主流ですが、高収益を上げたいのであればヤフオクを利用するのも見逃せません。各アプリのテイストの違いや、販売のテクニックなども含めてお教えいたします。

メルカリとヤフオクのフリマアプリ

今は「フリマアプリ」を使うことでスマホからでも簡単に売ることが出来ます。メルカリは「フリマ」テイストで、ヤフオクは「オークション」形式というテイストの違いがあります。ヤフオクの方もメルカリを意識して同じようなフリマ出品も今は出てきています。

メルカリは「送料込み」で売られているものが多く、そうした方が売れやすいからと言う人もいますが、ヤフオクの場合は依然として「送料別」が多いです。やはりこれは出品するものの大きさも関係して、メルカリで売られているものはコンパクトなものが多いので送料は大して気にはならないのかもしれませんが、大きなものになると送料も地域が異なると大きく変わってきます。

出品する時にはこういったことでも売れ行きというのは違ってきますから、注意深く見てみると面白いですよ。

中古で売れやすいものとは何か

売れやすいものというのは世の中の人々が興味を多く持っているものと言えるでしょう。そして中古の商品ですから、新品で高いお金を出して買わずとも少しでも安く手に入れられたら良いなぁと思っているようなものが当てはまると思います。

分かりやすい例を挙げると「金券ショップ」の新幹線のチケットもそうですね。差額はわずかですが、それでもよく売れています。

これ以外にもいくつか挙げてみましょう。

  • 家電
  • 家具
  • スマホやタブレットなどのモバイル機器
  • ゲーム機器・ゲームソフト
  • 音響機器・周辺機器
  • お酒
  • 健康グッズ・エクササイズ関連商品
  • レディース用品
  • ベビー・キッズ
  • コスメ・美容
  • メンズ用品(ナイキやプーマなどブランド品や衣類)
  • ハンドメイド
  • 食品・日用品
  • インテリア・小物
  • 限定品・非売品

これらが一般的に「売れやすいもの」の代表格となり、確かによく見かけますし、マーケットが大きいかもしれません。しかし自分の家の中の不用品を売って大きな利益が出るかというと微妙ですね。転売で考えてもよほど大量に仕入れて本格的な「ビジネス」としてやらなければ一つずつの利幅が少ないアイテムばかりなので、いっぱい売らないと儲けも少なさそうです。

売れやすいものと高く売れるものは違う

一つ覚えておかなければいけないのは「売れやすいもの」と「高く売れるもの」は違うということです。多くの人が欲しがるようなものというのは、売れやすいかもしれませんが高値になるものばかりではありません。ほとんどが利益の少ないアイテムが多いものです。(世の中にありふれているものというのは希少性に欠ける。)

しかし高値になるものは簡単には手に入らないもの。非常に高価なもの(高価だったもの)というのが高く売れるものなんです。

  • 希少性
  • 人気

数が少なくて人気のあるもの。新品の価格が非常に高価なものというのが中古で売るときにも高値になりやすいということです。

メルカリとヤフオクの違い

ヤフオクとメルカリは、両方ともオンラインのフリマアプリやウェブサイトで商品の売買ができるプラットフォームですが、いくつかの違いがあります。

ヤフオクとメルカリを比較

  1. 手数料:ヤフオクは落札価格に対して手数料がかかりますが、メルカリは手数料が発生しない場合が多いです。ただし、メルカリでは売上金の一部が販売手数料として差し引かれる場合があります。
  2. 出品形式:ヤフオクではオークション形式が主流で、入札者が最高額を提示することで商品が落札されます。一方、メルカリでは商品を自由に価格設定して即売買することができます。
  3. 取引の評価:ヤフオクでは公式の取引相手評価システムがあり、取引の信頼性が評価されます。メルカリでも評価制度はありますが、ヤフオクほど厳密ではありません。
  4. 商品の種類:ヤフオクでは一般的に中古品やコレクターズアイテムが多く出品されますが、メルカリでは新品から中古まで幅広い商品が取り扱われます。
  5. 出品手続きの簡易さ:メルカリの出品手続きは比較的簡単で、スマートフォンから簡単に写真を撮って商品を出品できます。一方、ヤフオクの出品手続きは少し複雑で、詳細な商品説明や写真が必要です。

これらの違いを考慮して、自分のニーズや取引したい商品に合ったプラットフォームを選択することが重要です。

私の個人的な感想としてはメルカリの単価は安い。メルカリのユーザーは若者が中心。あまり高いお金を出す購買者というよりもファストファッション的な手軽に購入したい層が多いという印象です。ネット上で”メルカリで売れている10選”という記事について注目してみました。

メルカリで売れる10選

目指せメルカリで月収10万円!メルカリで売れるもの10選とは!?

安い値段で欲しいものを購入できる

メルカリで利用している方の多くが

商品を安く買えるという理由で利用している人が大半です。

実際、Amazonやヤフオク、その他ショッピングサイトを

見ても圧倒的に安いのがメルカリです。”

これを読んで私が思ったのはどれも単価が安そう。

洋服なんかもレディースの商品は確かに売れるかもしれませんが、流行り廃りが激しくすぐに在庫になるでしょうね。金額でみてみても、その多くが数千円から高くて2万円程度のものばかり。一番高い物が「マッキントッシュ」のアンプです。この後にも書きますが、高額になるものって大体決まっているんです。

数千円のものばかりのもの売って10万円以上の副収入って出来ると本気で信じていますか?一つ出品するにしても写真を撮ったり説明文を書いたりしてで労力要ります。一つ2千円くらいで売れるものを2個出品だけで終わったら日当4000円。25日続けてようやく10万円を超えます。(出品だけでなく発送もあることをお忘れなく)

こんな作業で本当に副業って言えますか?(笑)

”メルカリは圧倒的に安くものが買える”と評判でもありますが、これは買い手としては非常にお得です。しかし、売り手からすればあまり良いことばかりではありません。薄利多売にしないとあまり利益は出せないかもしれないからです。少量の副業でと考えるならどちらかというと不向きかもしれません。

定額かオークションかの違い。

メルカリの場合は「定額」「送料込み」というのが大半です。ユーザーからすれば買いたい時にすぐ買えるというのが人気の秘訣かと思います。競りはしないので価格が上昇することはありません。

しかし出品する側からすれば、出品価格が上昇するかもしれない「オークション形式」のヤフオクの方が得をする場合もあります。人気のアイテム、限定商品など競り合う可能性があるものであればヤフオクの方が高く売れるチャンスがあります。

本気で月間10万円越えの副収入を狙うならヤフオクがおすすめ

単価の高くなるようなものを集中的にヤフオクで売ることで、効率的に10万円を超える売り上げを作る可能性が出てきます。(仕入れたもので売れ残るものをメルカリで叩き売りすればゴミにならず無駄がありません)

ただし副業といえども定期的に販売をするのであれば古物商の許可というのが必要になります。

古物商許可申請とその方法

人気の物はオークションで高値になる可能性

ヤフオク!のメリットである「オークション」を最大限に活用して、価格が競り上がるような工夫によって高値にも期待できます。ヤフオクの出品のテクニックには色々ありますが、その中で「1円」出品というものもあります。高価なものをわざと1円出品することで、人々の興味を集めるテクニックです。「もしかしたら安く買える?」と淡い期待を持ちますが、入札のライバルも多くなるので、最終的な価格はそれなりに高騰します。

一度入札してしまうと、他の誰かに取られたくないという心理が働き、我を忘れてライバルを蹴落とし勝ち取った暁に思わず高値で落としてしまう(笑)こともしばしばあります。こういうのが出品者からすれば嬉しいところです。

競り合うようなアイテムをヤフオク出品することで、少ない出品数であっても10万円超えは容易になることは間違いありません。

スペンドールのスピーカー

ヤフオク!・スペンドールスピーカー
  • SPENDOR BC-II スペンドール BCⅡ ヴィンテージ スピーカーシステム ペアの出品です。
  •  経年劣化により、本体には擦り傷や多少の汚れなどはありますが、目立った大きな傷はありません。スピーカーの布はひっかき傷や埃や汚れ、傷みがあります。
  • 当方スピーカーに詳しくないため、詳細はわかりかねますが、張り替えが必要でしょうか。
  • コードなどがないため、動作確認はできておりません。詳しい方是非お願い致します。

状態はサランネットも破れかけ、年式は古いものですし、確実な動作の保証がない物です。それでも6万超えで落札されています。

スペンドールはイギリスの老舗スピーカーメーカー。こんなに古く使い込まれたものであってもこのくらいの価格になるんです。新品の価格は数十万円単位なので、それからすれば安いのですがこの価格です。

注目すべき点としては、「入札の数」です。36件の入札がされているということです。開始の価格も29000円と少し高めのスタートですから、入札の数も少なめ。仮にこれが1000円スタートなら入札の数はもっと増えていたでしょう。

つまりこのように人の注目を集めるアイテムであれば入札により競り合い高値になるというのがオークションの醍醐味で良いところでもあります。

ヤフオクで高くなりそうなもの

ヤフオクで高値になりそうなもの。

それは ズバリ言うと 「趣味のアイテム」です。マニアックなものでもコレクター性の高いものであれば、購買者は多いです。

  • 模型(鉄道など)
  • ミニカー
  • 釣り具
  • オーディオ(マッキントッシュのアンプなんかもこのジャンルです)
  • おもちゃ(フィギュアなど)
  • 無線機
  • カメラ

特にこの辺りの商品は鉄板です。そして「限定モデル」や現存数が少ない「希少性」の高いもの。新品の価格が非常に高価だったものというのは確実に競り合います。ヤフオクで競るということは高値になることです。メルカリの場合は定額なので、ここがヤフオクのメリットとも言えます。

仮に「ジャンク品」であってもマニア購入しますから、しっかりとした説明分が書けれさえすれば問題ありません。

もしこういった商品を入手できたら、メルカリではなくヤフオクに出品されることをお勧めいたします。

こういったものを購入するユーザーは、新たに何か出ていないかと常に検索しています。狙っているものがあれば、ヤフオクの場合は「アラート」をかけて誰かが出品したらすぐに分かるようにしています。そして出品し続けていると「リピーター」の顧客がついてきます。次に出品をするとリピーターの顧客は必ずチェックするようになり、気に入ったものであれば購入してくれるようになります。きちんと発送などをしていれば、そこでも信頼感が生まれますしね。

メルカリで安く仕入れてヤフオクやe-bayで転売

メルカリの商品は安いものが多い。特に素人の人が出品しているものが狙い目ですね。プロも最近は出品していますが、それなりにいい値段で出して知るものが多い。ヤフオクやe-bayで転売しようとしてもあまり「利喰えない」可能性が大です。しかし、素人出品の場合は出品価格も手ごろ(商品価値を理解していない)で転売による差額が期待できます。

特にヤフオクの場合はオークション形式なので、人気のアイテムを出品した場合には入札者同士で競り合い価格が高騰する可能性があるのが醍醐味です。いかに入札する人達の興味を集めるような出品が出来るかによっても落札価格が変わります。

あとネット上以外の仕入れ先としては「古物市場」を利用することもできます。

リサイクルショップで仕入れて転売する以外の方法

まとめ

メルカリは利用者数も多いので「売れやすい商材」を販売すれば売れていくことでしょう。しかし単価が安かったりするものが多いので、趣味や生活の中の要らないものを売りたいだけであればメルカリでも良いでしょうが、副業としてやりたいのであれば、きちんとした品定めをしてどちらのマーケットに出品すべきかを考える必要があります。

多くの人が競り合うようなものならヤフオク。そうでなければメルカリといった使い分けもテクニックの一つです。これを参考にして上手に副業をしてみてください。

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投稿者プロフィール

甲斐 隆史
イタリアフィレンツェ le arti orafe 卒
愛知県出身
趣味は古いイタリア車に乗ること
2006年帰国後に中古品のビジネスに出会い起業
2007年株式会社コーモドを設立
中古品業界も既に10年以上のキャリア
2023年、地域の買取り業者の検索サイト「ソレウル」を立ち上げ
これまで培った経験と知識を生かして、リユース業界の広報として尽力している